枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

ちごは

 子どもがおかしげな弓や、ムチみたいな物とかを振り上げて遊んでるのは、すごくかわいいね。車を停めて、抱いて入れて、見ていたいくらいだもの。

 それから、車でそのまま行ったら、お香を焚いた匂いがとてもとても漂ってきたの。すごく素敵な感じなのよね。


----------訳者の戯言---------

ある日のできごと。という感じでしょうか。
たまにはこんなのもいいでしょう。私にとっても息抜きみたいなものです。


【原文】

 ちごは、あやしき弓、しもとだちたる物などささげて遊びたる、いとうつくし。車などとどめて、抱(いだ)き入れて見まほしくこそあれ。

 また、さて行くに、たき物の香、いみじうかかへたるこそ、いとをかしけれ。

 

検:ちごはあやしき弓

 

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