筆は
筆は冬毛。使うのにも、見た目にも良いわ。兎の毛のも。
----------訳者の戯言---------
筆には山羊、馬、狸、鹿、兎、鼬(いたち)などの獣毛を使うらしいです。当時はどうだったのでしょうか? それほど今と変わらないような気もしますね。
冬毛というのは冬の抜け変わる毛で、おおむね白いので見た目にも良いとしたのでしょう。
兎毛の筆は弾力が強く、まとまりが良いそうですね。野兎ですから、結構ゴワゴワらしいですが、毛先はとても滑らか、つまり動物の毛にしてはざらざら感が少ないものだそうです。
ということで好みの筆の毛はコレね!でした。
カンタンにまとめちゃった段ですね。もうちょっと蘊蓄とかエピソードとかないんでしょうか。オチは? さんま御殿でさんまさんに「あーあーそうなんや。ほいで?」って言われるやつですね。
【原文】
筆は 冬毛。使ふもみめもよし。兎(う)の毛。