枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

見ならひするもの

 見て真似しちゃうもの。あくび。幼児たち。


----------訳者の戯言---------

真似しちゃうもの。
キムタク、出川、武田鉄矢桑田佳祐和田アキ子、森進一、田中角栄


あくびの伝染現象については、1980年代頃から科学的な研究も進められているそうです。他者の行動に影響を受けて同じ行動をとってしまう行動誘発現象。諸説あるけれど、中でも最も有力なのは「共感説」だそうです。その相手に感心や共感があることがベースにあるらしいですね。

幼児のマネ。そうでちゅかー。おいちかったでちゅねー。指舐め。奇声上げ。的な。清少納言もそういうことやるのだとしたら、それはそれで見直したいと思います。


【原文】

 見ならひするもの 欠伸(あくび)。ちごども。