枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2019-10-05から1日間の記事一覧

冬はいみじう寒き

冬はすごく寒いの(がいい)、夏は今まで経験してないくらい暑いのがいいの。 ----------訳者の戯言--------- めちゃくちゃ寒いのとか、かつてないくらい暑いのが良い!と言い切ってます。中途半端なのはいらんということですね。四季ってそういうもんでしょ…

描きまさりするもの

絵に描くと実物より勝ってるもの…。松の木、秋の野、山里、山道。 ----------訳者の戯言--------- 前の段の続きというか、対になってる段です。 今回は率直な感想というのがなかなか思い浮かばないというか、そんなもんなのかなぁという感じです。 たしかに…

絵にかきおとりするもの

絵に描くと見劣りするものっていうと…。なでしこ、菖蒲、桜。物語で素晴らしいと言われてる男や女のルックス。 ----------訳者の戯言--------- そりゃ、絵に描いたのより実物でしょ、ってこと。特にそういった傾向の強いものを挙げて見ました、と。 花はいざ…