枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2018-05-14から1日間の記事一覧

原は

原は、みかの原、あしたの原、その原がいいわね。 ----------訳者の戯言--------- 今回は「原」ですね。そろそろ飽きてきましたが、まだ続くんでしょうか。 「みかの原」は「瓶原」と書きます。現在は木津川市加茂町の瓶原(みかのはら)という地区になりま…

峰は

峰は、ゆづるはの峰、阿弥陀の峰、弥高の峰がいかしてる。 ----------訳者の戯言--------- 前段に続き、今回は「峰」です。何がいいのかも書いてない。名前だけです。またまた個人的に、ふ~ん、って感じですね。 「ゆづるはの峰」というのは諭鶴羽山(ゆづ…

市は

市といえば、たつの市、さとの市、つば市がいかしてる。大和エリア(奈良)にたくさんある市の中で、初瀬(の長谷寺)に参詣する人が必ずここに泊まるのは、観音様の縁があるからだって思うと格別なの。その他、をふさの市、飾磨の市、飛鳥の市ね。 --------…