枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2023-04-04から1日間の記事一覧

鏡は

鏡は、八寸五分(約25.8cm)のがいいよね! ----------訳者の戯言--------- 鏡です。前の段は化粧道具箱でしたから、さもありなんですが。清少納言の頃の鏡はもちろん今のようなガラス製ではありません。よく歴史の教科書で見かけるような円形の銅の鋳物です…

櫛の箱は

櫛の箱は、蛮絵のものがすごくいいわ。 ----------訳者の戯言--------- 櫛の箱(櫛箱)は文字どおり櫛など、髪を結う道具を入れておく箱です。当時からそのようなものはあったみたいですね。今で言うところのメイクボックスです。 蛮絵(ばんえ/盤絵)。有職…