枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2020-05-14から1日間の記事一覧

宮仕人の里なども③ ~夜中、暁ともなく~

夜中も明け方も関係なく、門もそれほどは気にしないでいて、どこどこの宮様、宮中や、その他の身分の高い方々に仕えてる女房たちも集まってきて、格子窓なんかも上げて、冬の夜、座って夜明かしして、彼氏が家を出た後をながめている様子っていい感じがする…

宮仕人の里なども② ~この人の供なる者どもは~

この客人のお供のスタッフたちは嘆く風でもなくってね、このお客さんもう帰るのかなー、って、何回も何回も絶え間なく覗きに来て様子を伺ってる者たちを、笑ってるみたいなの。彼のお供たちが(この家の者たちの)口真似をしてるのなんか聞かれたりしたら、…