枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2020-04-25から1日間の記事一覧

遠くて近きもの

遠くて近いもの。 極楽。舟の旅。男女の仲。 ----------訳者の戯言--------- 前の段は近くて遠いもの、だったんですが、この段は遠くて近いものです。どう違うんや? 一見遠いように感じるけど、実際には近いもの。ん? 極楽というのは、みなさんご存じのと…

近うて遠きもの

近くて遠いもの。宮咩祭(みやのめのまつり)。思いやりのない兄弟や親戚の仲。鞍馬のつづらおりっていう道。12月の大晦日と1月1日の間。 ----------訳者の戯言--------- 宮のべの祭り。宮咩の祭(みやのめのまつり/宮咩祭)とも言うそうです。というか、宮…