枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2019-02-06から1日間の記事一覧

心ゆくもの

満足できるもの。上手く描かれた女絵で、素敵な物語もたくさん書かれているの。観光からの帰り道、車から衣をのぞかせながら、お供の男性もすごくたくさんいて、牛を上手く扱う者が車を走らせるのもね。白くてきれいな陸奥紙(みちのくにがみ)に、すごくす…

過ぎにし方恋しきもの

過ぎてしまったことが恋しくなるもの。枯れてしまった葵。人形遊びの道具。二藍や葡萄染めとかの切れはしが、押しつぶされて本にはさまっているのを、見つけたとき。 それから、もらった時ステキだと思った人の手紙を、雨なんか降って何にもやることがない日…