枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2023-04-14から1日間の記事一覧

夏のしつらひは

夏のしつらひは 夜。冬のしつらひは 昼。 ----------訳者の戯言--------- 「しつらい」というのは設備や装飾、調度類を整え、室内を飾ることです。ご存じのとおり、「しつらふ(設ふ)」が飾り付ける、設備を整える、という意味の動詞で、動詞の連用形の名詞…