枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2023-03-05から1日間の記事一覧

薄様色紙は

薄様色紙は、白いの。紫。赤いの。刈安染(かりやすぞめ)。青いのもいいわ。 ----------訳者の戯言--------- 薄様というのは、和紙で、雁皮(がんぴ)を原料に、薄く漉いたものの通称でした。この雁皮紙(がんぴし)の薄様は貴族の女子たちに好んで用いられ…