枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2023-01-23から1日間の記事一覧

下の心かまへてわろくて清げに見ゆるもの

下地は決定的にイケてないけど、綺麗に見えるもの。唐絵の屏風。石灰の壁。盛物(もりもの)。檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の上。河尻(こうじり)の遊女。 ----------訳者の戯言--------- かまへて、というのは、「構へて」なんですが、「慎重に」とか「留意…