枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2022-01-02から1日間の記事一覧

関白殿、二月二十一日に㉔ ~僧都の君、赤色の薄物の御衣~

僧都の君が赤色の薄物の衣、紫色の袈裟、すごく薄い薄紫の衣、指貫なんかをお召しになって、頭の様子が青々ときれいな感じで、地蔵菩薩みたいな姿で女房たちに混じってあちこちお歩きになるのもとてもいい感じに見えるわ。「僧綱(そうごう)の中で威儀を正…