枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2021-10-30から1日間の記事一覧

関白殿、二月二十一日に⑭ ~車の左右に~

車の左右に大納言殿(伊周)、三位の中将(隆家)のお二人で簾(すだれ)を上げ、下簾を引き上げて女房たちをお乗せになるの。大勢で群れているのなら、少しは隠れる場所もあるんだろうけど、4人ずつ記名順に従って、「誰それ、誰それ」って呼び立ててお乗せ…