枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2021-10-06から1日間の記事一覧

関白殿、二月二十一日に④ ~御文は、大納言殿取りて~

帝のお手紙は大納言殿(伊周=道隆の長男=定子の兄)が受け取って関白殿にお渡しになると、関白殿は上包みを引き解いて、「拝見したいお手紙ですね。お許しがいただけるなら、開けて読んでみたい」っておっしゃったんだけど、「さすがにそれは危っかしいと…