枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2020-12-12から1日間の記事一覧

三条の宮におはします頃

三条の宮殿に定子さまがいらっしゃった頃、五月五日の菖蒲の輿なんかを持ってやってきて、薬玉を献上したりするの。 若い女房たちや御匣殿(みくしげどの)とかは、薬玉を姫宮や若宮のお着物にお付けなさってらっしゃって。とってもいい感じの薬玉が他のとこ…