枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2020-05-27から1日間の記事一覧

宮にはじめて参りたるころ④ ~大納言殿の参り給へるなりけり~

(関白殿ではなく)大納言(藤原伊周)殿が参上なさったの。直衣、指貫の紫の色が、雪に映えてすごく素敵なのよ。柱のたもとにお座りになって、大納言殿、「昨日今日と物忌みだったんですが、雪がひどく降りましたから、気になりましてね」と申し上げなさっ…