枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2019-11-04から1日間の記事一覧

正月に寺にこもりたるは⑦ ~二月つごもり~

二月の終わりから三月一日にかけての頃、桜の花の盛りの時期に籠るのも趣があるわね。キレイな若い男のコたちとその主人だと思われる2、3人が、桜襲ねの狩衣、柳襲ねなんかをすごくいい感じに着てて、括り上げた指貫の裾も上品に見えるの。このお籠りの場に…