枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2018-07-09から1日間の記事一覧

清涼殿の丑寅の隅の② ~陪膳つかうまつる人の~

給仕係が蔵人たちを呼ぶ前に、帝がこちらにお越しになりました。そこで定子様が「硯の墨をすって!」とおっしゃるんだけど、私の視線はあらぬ方、ただ帝がいらっしゃるお姿だけを見てたら、あやうく(墨ばさみの)継ぎ目が外れて落としそうになって。 そんな…