集は
----------訳者の戯言---------
「古万葉」というからには、「新万葉」があるのか?という疑問もおありかと思いますが、実はあります、「新撰万葉集」。これは、かの菅原道真撰の私撰集だそうです。巻数とか収められてる歌数はもちろん全然違いますし、知名度も違いますけど。
が、一般には、万葉集と言えば古万葉、古万葉と言えば万葉集という認識だったのは、間違いないようです。
しかし、そもそもこの時代、まだ歌集がそれほどなくて、万葉集と古今和歌集の二つは妥当な線なんだろうと思います。が、そうすると、どこが面白いの?という感じですね。
勅撰和歌集もまだ「古今和歌集」と「後撰和歌集」の二つしかなかったんですから、選択肢が少なすぎませんか?「新撰万葉集」を含めても4つぐらいですからね、分母が少なすぎます。
繰り返して申し訳ないんですが、これ何が面白いんでしょうか? 面白さを求める段ではないんですか、そうですか。スミマセン。
【原文】
集は 古萬葉。古今。