枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

わたりは

 渡し場といえば、志香須賀の渡し、こりずまの渡し場、みづはしの渡しがいいわね。


----------訳者の戯言---------

志香須賀(しかすが)の渡しというのは、愛知県豊川市平井町にあった渡し場らしいです。
他のは場所もよくわかりませんでした。

少し調べると、言葉的には「然すが(しかすが)に」=「そうは言うものの」とか、「懲りずま(こりずま)に」=「しょうこりもなく」といった古語がありました。そういうダブルミーニングのような面白さもあるのでしょうか。
それとも全然関係ないのでしょうか。よくわかりません。

渡し場ねー、それなりに風情もあったんでしょうか。


【原文】

わたりは しかすがのわたり。こりずまのわたり。水はしのわたり。


検:渡りは