女院の桟敷から「千賀の塩釜(ちかのしおがま)」とかっていうお便りがあってね、定子さまも返歌をなさるの。趣のある贈物なんかを持って人が行き来するのも素敵だわ。 法会が終わって、女院がお帰りになったの。院司や上達部が今回は半分ほどお供をなさった…
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