枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2021-10-09から1日間の記事一覧

関白殿、二月二十一日に⑦ ~御前の桜~

二条の宮の前庭の(造花の!)桜は露に濡れてもその風情が良くなるわけでもなく、太陽の光とかに当たってしぼんじゃって見た目が悪くなっちゃうのでさえ残念なのに、雨が夜降った翌朝はすごくみっともないわ。とても早く起きて「泣いて別れたっていう顔に比…