清水寺に籠ってた時に定子さまがわざわざお使いを寄越されて、お手紙をいただいたんだけど、唐の紙の赤っぽいのに仮名書きで、 「山ちかき入相(いりあひ)の鐘の声ごとに恋ふる心の数は知るらむ(山に近いお寺の夕暮れの鐘の音が一つ鳴るごとに、あなたを恋…
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