枕草子を現代語訳したり考えたりしてみる

清少納言の枕草子を読んでいます。自分なりに現代語訳したり、解説したり、感想を書いています。専門家ではないので間違っていたらすみません。ご指摘・ご教授いただけると幸いです。私自身が読む、という前提ですので、初心者向けであって、何よりもわかりやすい、ということを意識しているのですがいかがでしょうか。最初から読みたい!という奇特な方は「(PC版)リンク」から移動してください。また、検索窓に各段の冒頭部分や文中のワードを入れて検索していただくと、任意の段をご覧いただけると思います(たぶん)。

2018-05-17から1日間の記事一覧

わたりは

渡し場といえば、志香須賀の渡し、こりずまの渡し場、みづはしの渡しがいいわね。 ----------訳者の戯言--------- 志香須賀(しかすが)の渡しというのは、愛知県豊川市平井町にあった渡し場らしいです。他のは場所もよくわかりませんでした。 少し調べると…

みささぎは

御陵といえば、鴬の御陵、かしはぎの御陵、あめの御陵が素敵。 ----------訳者の戯言--------- 「みささぎ」は漢字で「陵」とか「御陵」と書きます。天皇や皇后のお墓ということです。 昔はお墓が丘陵になってました。前方後円墳とか。なので、絶景だったり…

海は

海は、水うみ、与謝の海、かはふちの海がいい感じね。 ----------訳者の戯言--------- 「海は、水海」、って、いきなり湖かい! 海ちゃうんかい!とツッコミ入れつつ、「湖」と言うと、やはり琵琶湖なんですね。京都ですから近い湖といえば琵琶湖でしょう。…